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2013年4月16日火曜日

なんじゃもんじゃの木






















2013.4.16

何年か前に玄関先に父が植樹したこの木は春になるとこのよう
な可愛らしい白い花を咲かせるます。私が好きだな~と思う花
は白と薄紫の花が多く、この花もその内のひとつです。父がよく
「これはな、俺が植えたんだ」と私に自慢げに言ってました(笑)
何度も言うのでとてもおもしろい父です(笑)おもしろ繋がりと言
えばこの樹の名前がとてもおもしろいんです。そう、「なんじゃも
んじゃ」という名前なんです。ただしこれは愛称であって正式名
ではないそう。樹の種類にかからわずその地方に珍しい正体不
明の立派な木を指しているんだそうです。え、そしたらなんじゃも
んじゃってこれだけじゃないんじゃん。摩訶不思議な木です。そ
の正体不明の木がどうしてこんな名前になったかというと幾つか
の説があるそうで、私が父に聞いたのは、あの有名な副将軍、水
戸光圀様が日本国中を旅をしている時にこの花を見て「この木は
なんという木じゃ」と尋ねたところ、名前が無い木だったが返答せ
ざるしかなく「なんじゃもんじゃ(なんというものじゃ」という方言で
答え、黄門様はそれが木の名前と勘違いした、という話です。名
前の由来はとてもおもしろいですがたくさん咲いた白い花を見て
黄門様がかつて感動したであろう気持ちがとてもよくわかる気が
します。


株式会社ヤマカ 一級建築士事務所 
スタッフ  影山裕子のひとこと日誌