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2015年7月1日水曜日

あーきまま vol.38




















2015.6.25 テーマ 「初心に戻ろう~ 幸福(しあわせ)を生む住まい」


庭先に紫陽花が咲いていました。写真にあるのはテマリ花、「ホンアジサイ」です。きれいな青色

は、梅雨の嫌だなという気持ちを少し晴らしてくれそうです。しかし、梅雨と言うと、昔は「シトシト」と

いう情緒ある雨だったはず・・・。なのに、最近は急に激しく降るゲリラ豪雨が各地で発していま

す。本当なら、梅雨は農家さんにとっても恵みの雨のはずなのに、地球の環境の行き先が心配

ですね・・・。



さて、先日のあーきままは、新しいママのご参加がありましたので、初心に戻り、なぜこのあーきま

まをやっているのか、に繋がるお話をさせて頂きました。---そう、「幸福(しあわせ)を生む住まい」で

す。さて、・・・・ みなさんにとってしあわせってなんですか? 突然な質問です(笑)。きっと、日々

の忙しさからそう自分に問いかけることってなかなかないですよね。でも、時間があっ時にふと自

問してみてください。私にとってしあわせってなんだろう・・・と。



 私たちは、一戸建てであれアパートであれ家が無いと困ります。しかし単なる雨露をしのげる家

(箱)があればいい、という訳でもありません。松下電器の松下幸之助氏が残した言葉に、「住まい

人間形成の道場」という言葉があります。それは、幼い時からの日々の生活習慣を通し、人は

「住まい」で物事を学び感化を受ける、住まいとは、そこに住む人の人格の成長をはかる場所なの

である、と言っているのです。大げさに言ってしまえば、住まいの環境で性格が形成されてしまう、

ということです。(もちろん、住まい以外の外的要因で形成される事も多くありますが・・・)





















例えば、最近、部屋を年中同じ温度に設定し過ごす、という話を聞いたりします。そしてそれを時に

「快適」と呼んだりもしています。・・・が、果たしてそれって本当に快適なんでしょうか。私はどうして

も疑問に想ってしまうのです。たとえ家の中を一定の温度にしても、暑い夏の外を歩かなければな

らない時だって必ずあります。そんな時、子供はその暑さに耐えられず、すぐにイライラしてしまう、

すぐに切れてしまう。考えてみれば私は小さい頃から、感じる力(感化力)を自然に鍛えられていた

んだと思います。時代がそうだったのかもしれません。今日は寒いから一枚着よう、今日は暑いか

ら、もう少し薄手のものを着よう。人はそんな気温の変化を肌で感じ、アイデアも浮かんできます。

昔と今では自然環境が違っていて、暑さを我慢すると熱中症になる事もあるのでもちろん無理は禁

物ですが、その暑さを住まいの中の知恵から解決することだってできるんだと思います。たとえば

風通しをよくする、それも窓の開け方に工夫をこらす。そんなちょっとした知恵で「快適」を得ること

だってできるのです。暑さ、寒さを肌で感じ、日本の四季を感じ、毎日帰る住まいに安心を感じられ

る、それは家族の笑顔と幸せにつながる、それこそが私たちにとっての一番のしあわせですね♪



















みなさんにとってしあわせってなんですか?

住まいからみつける家族のしあわせ・・・・❤

これからもあーきままのママたちとこうした楽しいお話をしていきたいな~と改めて想いました。


次回のあーきまま
●7月16日(木)
●10-12時
●株式会社ヤマカ一級建築士事務所内

お問合せ・・・お気軽にどうぞ
株式会社ヤマカ 一級建築士事務所
静岡市葵区平和1丁目6-1
電話  054-271-0897

【住まい de 始まるしあわせのお手伝い あーきまま】
あー、気ままに・・・
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