お茶碗 「秋草」
先週の木曜日、宗芙さんの茶道教室がありました。お茶碗は秋
の草花がたくさん描かれたものでお茶碗の中のさりげなく見える
ススキがとても可愛らしいです。この「さりげなさ」が日本の心の
ような気がしますね。主菓子は「柿」。秋というものは食欲の秋と
いうぐらい美味しい食べ物がいっぱい。柿もこの時期しか食べれ
ない、子供の頃は柿ってそんなに好きじゃなかったな・・・と思い
出しながら季節の物をおいしく、有難く戴けるようになったのは、
少し歳を重ねたからかな(笑)と思いました。
・・・と、茶道からは少し脱線しましたが、毎回この茶道教室のお
話で我に返るのは、「おもてなしの心」です。お相手に心を尽くす
ことは大切な事で、ただそんな気持ちを常に持とうと思っていても
日々の暮らしで気が付くと忘れてしまっている。忙しいから、を理
由にして出来ていない事に、改めて心を尽くす事の大切さを考え
させられます。私たちの仕事はお客様の幸せを常に想うこと。利
他の心、感謝の心に素直な心。年末に向けて忙しくなってもこうし
た心を忘れずに過ごしていきたいと思います。
次回の宗芙さん茶道教室がとても楽しみです
講師 影山 宗芙
住所 静岡市葵区平和1丁目6-1
電話 054-271-0897
■茶道フォト
主菓子「柿」 |
干菓子 「栗らくがん」 「白川路」 |
お花「椿」 |