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2012年4月2日月曜日

木魂祭 2012.3.31

先日土曜日、影山木材㈱主催の「木魂祭もっこんさい」に参加してきました。これから家を建てるお施主様が家の大黒柱となる木をご自身で選び、伐採される様子までを目の前で見れるイベントです。

開催場所は朝霧高原「ふもとっぱら」。この日はあいにくのお天気でしたが、普段は目の前に雄大な富士が眺望できキャンプもできるとても素晴らしい場所だそうです。





















前回の㈱ヤマカ主催「木魂祭」の時の写真です。この時は2月だったのもあり極寒ではあったものの素晴らしい景色を堪能できました。



今回はまず「ふもとっぱら」のオーナーさんより現在の山林の現状の話をお聞きました。鹿の増加により牧草が食べられたり木の皮が剥がれてしまうこと。自然を守り育てていく大切さを感じとることができました。

次に影山木材㈱の社長より、檜ひのきのお話。檜の香りは集中も高めてくれる、病気にも効く・・・そんなお話がありました。確かに檜の香りって不思議と癒されるんですよね。


そんな研修会の後は















おいしくて暖かい豚汁!
この日は寒かったからとってもおいしかった。そしておむすびなどの他にも牛・鹿の焼肉がでてきました。自然の堪能です。


そしてお腹も心も癒された後はメインイベント、伐採です





















お施主様が選んだ檜。。
長年自然の中で生きてきた木が伐倒され、そしてそれが新しい家を支えていく柱としてこれから生きていく・・・。大地に根を張っていた大木が丸太となり角材となり、そして家の支えとなっていくかと思うと、家に対する愛着も絶大なものとなるでしょう・・・





















お施主様によるお神酒。自然界の神と木の魂に、許しと感謝と願いを祈る・・・「木魂祭」はまさしく神事です。

 プロの木こりによる手が入りました。
チェーンソーの音、カンカンという打つ音。森林の中に響き渡り、少しするとこんなに広い空気に檜の香りが充満してきました。
そしてミシミシと音がして・・・




















ドシーンと倒れていきました。 心の奥に響き渡り、なんとも表現できない程の感動です。


家を建てる過程の「木の伐採」
普段見ることができないイベントですが、多くの方にこの感動を受けてもらいたいと思いました。

自然の恩恵に感謝しながら家を建てれたら、心から家を愛し大切にできる。
人が自然の光(恵み)を頂き、そして人も自然に感謝する。
それが家族の幸せに繋がっていってくれたら・・・

今回もお施主様の幸せを心よりお祈り申しあげます。